iPhone SE(第2世代)のバッテリー交換です。
バッテリー交換の為に液晶パネルをこじ開けます
ご覧の通り液晶パネルを開けるだけで、防水パッキンが剥がれて防水機能を失います
防水パッキンを剥がすと、ふちに手垢や飛沫の乾燥したダストが粉状にこびりついています
キムワイプ(工業用ペーパーウエス)で大まかに拭き取り
フラットヘッド綿棒で取り切れなかったダストをこそぎ落とし
綿棒で入りきらない角部をブラシで落とします
今回のSE2はまだとても綺麗な状態でしたので15分ほどでクリーニング出来ましたが、iPhone12以降の強力なパッキンがある機種で、かつひどい汚れの有る場合、クリーニング時間だけで40分を超える場合もあります。
クリーニングを怠ると防水機能が不十分となり、高価なiPhoneが復旧不可能に壊れてしまう危険もあります。
しかし作業の早さや安さを売りにするお店の場合、こういう手間のかかる作業はほぼしていません。
お客様には判りにくいところで手を抜く業者の方が、儲かって繁盛しているのが実情です。
ヒーターでバッテリーを温めます
ヒーターでバッテリーを温めます
かなり強力に接着されていましたが、どうにか取り外し完了
専用のバッテリーシールを張り付け
バッテリーシールも節約して、100円ショップの両面テープでバッテリーを張り付けて誤魔化す激安業者さんもいます。
ターミナル駅などの激戦区やチェーン展開して繁盛している業者さんに多い気がしますが、バッテリーが過熱状態になった場合、100円ショップの両面テープではどれだけ耐えられるのか検証してないのだろうな、と思います。
大切なiPhoneだからこそ、銭失いとならないようにご注意ください。
バッテリーシールでバッテリーをしっかりと接着
防水パッキンを貼り付け
クリーニングして下地が綺麗になっているので、スムーズに貼り付け出来ます。
バッテリーシールの貼り付け完了
この後、液晶パネルを装着して交換作業完了。
お客様には1時間のお時間をいただきました。
しかしこのブログを見て頂ければ、それだけの理由がある事はお判りいただけるものと思います。
iPhone SE(第2世代)バッテリー交換料金
¥6,400
※防水パッキン・ダストクリーニング無料