iPad Proの初代12.9インチのバッテリー交換を行いました。
既に発売から8年くらい経っているはずのこのモデル、大容量バッテリーのおかげでバッテリー交換を先延ばしにされているオーナー様も多いのですが、最近急激に持ちが悪くなったとの事でご依頼いただきました。
8年使っている割には、バッテリーの膨張等は見られません。
慎重に液晶パネルを開けました。
液晶パネルを止める両面テープは強く、丁寧な作業が必要です。
時に非常に強力に固着してしまっていて、かつ液晶ガラスが非常に脆くなっている場合があり、熟練した修理屋でも割ってしまう事があります。
この為、iPad修理を手掛ける修理屋はバッテリー交換費用を高く設定している場合がほとんどです。
古いバッテリーを取り外した状態。
新品バッテリーに交換。
ここでは省略していますが、バッテリー端子は慎重な取り扱いが必要です。
ロジックボード側のバッテリー端子が折れ曲がると、カーネルパニックや充電不良などが発生します。
Youtubeを見てここでハマっている方、結構いらっしゃいます。
専用の両面テープと接着剤で液晶パネルを貼り付け、固定治具でしっかり固定。
新品時と同じバッテリー性能に戻りました。費用は2万円です。